Rainbow / Chariots Of Fire / 2CDR

Rainbow / Chariots Of Fire / 2CDR / Power Gate

Translated Text:
Live at Budokan, Tokyo, Japan 13th March 1984

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「BENT OUT OF SHAPE」に伴う80年代レインボー最後の日本ツアーより3月13日武道館公演の、トレーダー間でも一切出回っていないオリジナル・マスター・カセットを使用した高音質・完全収録盤が登場です。固めの演奏だったオフィシャル・ビデオ化された翌日14日公演とは違った、自然なグルーブ感に満ちた最高のライブをたっぷりと堪能できます。コンサート開始前の「威風堂々」前に流れた「炎のランナー」から終演アナウンスが流れるコンサートラストまで完璧に収録。ジョーの歌唱も、翌日はビデオを意識したのか、あまりフェイクの無いオーソドックスが歌い方でしたが、この日は色々と実験的な歌いまわしをしているので非常に新鮮に聴くことができます。とくにCatch The Rainbowの5分から7分台のジョーのオリジナルな歌唱は素晴らしく、さらにはCan’t Happen HereやFool For The Nightのイントロでは約1分に渡り、ボーカルのみによるイントロダクションがあり、これらはビデオには収録されていなかったので聴き応えがあります。Street Of Dreamsの一風変わったリッチーのソロもなかなかいけてます。Blues後半でのオリジナルなローゼンサルとリッチーの掛け合いも素晴らしく、こちらも聴き所のひとつになっています。初の東京側のオーケストラとの競演が聴けるDifficult To Cureでは、イントロの入りはなにかオーケストラが危なっかしいものの、曲が進むにつれて、オーケストラ側もノリノリの演奏になっていくのがよく分かります。デイブ・ローゼンサルがアレンジとダイレクションを行ったらしいですが、第九・第四楽章の前半部・歓喜のメロディに入るまでのオーケストラ・パートを大胆に、そして効果的にフィーチャーした抜群の構成は本当に素晴らしく聴き手を感動させます。ドラムが入ってからのオリジナルアレンジも鬼気迫るものがあり、ハードロック・バンドとオーケストラの融合としては実に高品質な瞬間を堪能できます。今聴いても、こんなに素晴らしいバンドであったことが信じられない位に多彩で楽しく、聴き所に満ちたライブを展開していたレインボーの圧巻のドキュメント。全てのファン必聴の音源です。

★beatleg誌 vol.72(2006年7月号)のレビュー要約です。ご参考まで。

再結成前のレインボー最後の日本公演となった1984年の来日公演から、東京初日である3月13日のステージが初登場のオリジナル・マスター・カセットからダイレクトにディスク化された。この時の日本公演は大阪1日と東京2日の僅か3公演のみのショート・ツアーであったが、まさか、これが最後の日本公演でレインボー最後のツアーになるとは、ファンはもとより、リッチーを除くメンバーすら知らなかった。本盤はバランスは良好なオーディエンス録音で収録されているので、この日のステージを十二分に楽しめるだろう。ステージは、オープニング前に会場に流れていたヴァンゲリスのChariots Of Fireから収録されており、観客の話し声が会場の雰囲気をダイレクトに伝えてくれる。そしてLand Of Hope And Glory~Over The Rainbowで観客の期待が一気に高まるとSpotlight Kidをバンドが弾けるようにプレイ。リッチーの走り気味にも聴こえるソロに観客が熱く反応する。デヴィッドのキーボードに誘われるようにプレイされるI Surrenderでは観客の大合唱が素晴らしいし、Can’t Happen Hereではタイトル・コールするジョーにリッチーが肩透かしを喰わせるようにイントロを弾かず、ジョーにアドリブを歌わせるシーンに、リッチーのノリの良さを感じ取れる。チャックの弾むようなドラムに呼応するように、リッチーがリフを刻んでプレイされるタイトル通りのパワフルなPower から一転、厳かなキーボードの音色が観客の期待を膨らませる名曲Street Of Dreams にも、これが最後のツアーとは思えないような(勿論、知らないからであろうが)、バンドの輝きを感じ取ることができるであろう。後半の「Difficult To Cure」では大阪公演には無かったオーケストラとの共演がある。リッチーのディープ・パープル時代のある意味、再現とも言えるオーケストラとの共演は、この日本公演でのみ実現した貴重なものであり、そのパフォーマンスのレベルを云々するよりも、会場の観客は体験できたことだけで満足だっただろう。その感動を吹き飛ばすようにプレイされる Strandedではイントロでのリッチーのトリルが期待を膨らませてくれる。そして、リッチーの十八番であるBluesから再びチャックのドラムがDeath Alley Driverのスタートを告げて、82年の日本公演でプレイされず、観客を失望させた気持ちに応えるかのようにファスト&ヘヴィにプレイ。観客の大合唱が武道館を満ち溢れるようなAll Night Longや、最後にプレイされるSmoke On The Waterでの観客の熱狂に当日のステージの素晴らしさを再確認出来るに違いない。翌日のステージはビデオ撮影された関係で、バンドのプレイのしまりは良いもののワイルドさに欠けているので、この日のプレイにこそ、バンドの凄さが凝縮されているとも言えるだろう。

Disc 1
1. Chariots Of Fire 2. Land Of Hope And Glory 3. Over The Rainbow 4. Spotlight Kid
5. Miss Mistreated 6. I Surrender 7. Can’t Happen Here 8. Catch The Rainbow
9. Power 10. Keyboard Solo 11. Street Of Dreams 12. Fool For The Night

Disc 2
1. Difficult To Cure Intro. 2. Difficult To Cure (with Orchestra) 3. Guitar Solo
4. Drums Solo 5. Stranded incl. Woman From Tokyo 6. Blues 7. Death Alley Driver
8. Fire Dance 9. All Night Long 10. Maybe Next Time 11. Stone Cold
12. Since You Been Gone 13. Smoke On The Water

Richie Blackmore – Guitar Joe Lynn Turner – Vocals Roger Glover – Bass
David Rosenthal – Keyboards Chuck Burgi – Drums

POWER GATE-133

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