Whitesnake / Music Machine 1978 /1CD

Whitesnake / Music Machine 1978 /1CD / ZODIAC

Music Machine, London, UK 18th March 1978

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 故バーニー・マースデン本人が秘蔵していた“Bernie Tapes”で甦る最初期WHITESNAKEの真実! 細心マスタリングによる最高峰更新サウンドを永久保存するプレスCDで4作品同時リリース決定です!!
 今回同時リリースとなる4連作は、いずれもWHITESNAKEが始動したばかりの1978年を伝える極初期のライヴアルバム。それもバーニー本人がわざわざ当店を訪れて直接ご提供くださった秘宝中の秘宝なのです。本作は、そんな4連作の第一弾である「1978年3月18日ミュージック・マシン公演」の超貴重オーディエンス録音。バーニー秘蔵のオリジナル・テープというだけで目眩がしますが、実は同時にWHITESNAKE最古の記録だったりもします。その貴重度を実感していただくためにも、ここで黎明の白蛇史を紐解いてみましょう。
 
●1977年
・12月16日ー22日:5人編成で初リハーサル
●1978年
《2月13日:ブライアン・ジョンストン加入》
・3月3日ー31日:英国#1(17公演)←★ココ★
《ブライアン脱退→ピート・ソーリー加入》
《4月7日ー13日『SNAKEBITE』制作》
・4月25日ー7月9日:欧州(6公演)←※LYCEUM 1978
《ピート離脱→ジョン・ロード加入》
《8月12日『TROUBLE』完成》
・10月26日ー11月23日:英国#2(17公演)←※BRIGHTON 1978
 
 これが1977年/1978年のWHITESNAKE。結成は1977年でしたが、当初は鍵盤のいない5人組でライヴもナシ。初ステージは初代キーボーディスト:ブライアン・ジョンストンを迎えた「英国#1」になってからでした。そしてジョンストン時代は一切のオフィシャル作品を残さなかった幻のラインナップで、ライヴも「英国#1」のみ。すぐ2代目ピート・ソーリーに交代してしまいます。そして、この「英国#1」はサウンドボード類も存在せず、オーディエンス録音も2種だけ。さらに日程をズームして、コレクションを確認してみましょう。
 
●「英国#1」の詳細
・3月3日:リンカン公演(初ライヴ)
・3月4日ー10日(5公演)
《3月10日『NORTHWINDS』発売》
・3月17日:ベージングストーク公演
*3月18日:ロンドン公演 ←★本作★
・3月19日:ニューブリッジ公演
*3月21日『RAFTERS 1978』
・3月23日ー31日(7公演)
 
……と、このようになっています。この「英国#1」の最中にデヴィッド・カヴァデールの2ndソロ『NORTHWINDS』が発売。いかに極初期だったのかがご理解いただけるでしょう。かつて「英国#1」は全10公演とされていましたが、現在ではリサーチが進み、17公演だったとされています。そして、本作と今週同時リリースの『RAFTERS 1978(Zodiac 612)』、この2本こそが「英国#1」の全記録。つまり「オリジナルWHITESNAKE」が残した音楽のすべてなのです。
 そんな最古の生演奏を伝える本作は、貴重度を実に見事なクリア・サウンド。距離感もあるヴィンテージ・オーディエンスではありますが、そこはメンバー所蔵のオリジナル・カセット。ダビング痕のない瑞々しさは絶大で、ヨレもゴワゴワ感もまるでなし。透き通る空気感を真っ直ぐに貫く演奏音は、まるでレーザー光線のように鮮やかです。
 そんなクリア・サウンドで描かれるのは、『SNAKEBITE』よりさらに以前の「最古の白蛇」。ここで貴重なフルセットも整理しておきましょう。
 
●ホワイトスネイク(3曲)
・Ain’t No Love In The Heart Of The City/Steal Away/Belgian Tom’s Hat Trick
●その他(7曲)
・パープル:Lady Luck(★)/Mistreated/Lady Double Dealer
・ソロ:Lady(★)/Breakdown (Whitesnake Mama)
・その他カバー:Rock Me Baby/Going Down(★★)
※注:「★」印はジョン・ロード加入後には演奏していない曲。特に「★★」印はジョンストン時代だけの限定曲。
 
 WHITESNAKEオリジナルは「Steal Away」とインスト「Belgian Tom’s Hat Trick」だけで、他はカバーやDEEP PURPLE/ソロ時代のナンバーです。実のところ「Lady Double Dealer」終盤から「Breakdown」冒頭にかけて録音漏れがあるのは残念至極ですが、オープニングの「Lady」「Lady Luck」からして猛烈に新鮮ですし、「Going Down」に至っては「英国#1」でしか演奏していない超レア曲です。
 公式作『LIVE AT HAMMERSMITH』でカヴァデールが「ミュージック・マシンに来たヤツはいるか?」とMCすることで全世界的にも伝説となっている「1978年3月18日」。その現場がスピーカーから吹き出すバーニー・マースデンの秘蔵カセットです。発掘当時は諸事情で明かせなかった秘宝の真実。永久保存プレスCDで存分にご体験ください!
 
★故バーニー・マースデン本人から提供された「1978年3月18日ミュージック・マシン公演」の超貴重オーディエンス録音。WHITESNAKE最古の録音で、ダビング痕のない瑞々しさも絶大ならヨレもゴワゴワ感もまるでなし。透き通る空気感を真っ直ぐに貫く演奏音で「Going Down」を筆頭に「Lady」「Lady Luck」「Lady Double Dealer」など、極初期だからこその名曲だらけのショウを楽しめる文化遺産アルバムです。

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