Pink Floyd / Hakone Aphrodite 1971 2nd Night 50th Anniversary / 2CD

Pink Floyd / Hakone Aphrodite 1971 2nd Night 50th Anniversary / 2CD / Sigma

Hakone Aphrodite, Hakone, Japan 7th August 1971

 

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“Hakone Aphrodite” is a myth of Japanese Western music history that is celebrating its 50th anniversary and is making great progress both officially and informally. Introducing Press 2CD, which permanently stores the apex record.
The top record is the best audience recording where you can fully experience “August 7, 1971: Hakone performance”. At the end of last year, a true first day recording was unearthed, and it was a new development that “all the recordings that were thought to be the first day (August 6th) were the second day (August 7th)”. This work makes full use of the many records of “2nd day” and finished it as a full live album with the highest peak sound.
If you have read this far, you probably have a 5-disc set of “APHRODITE 1971 ARCHIVES (Sigma 220)”, but this work makes it easy to make the “most delicious part” of that blockbuster. What you can taste. Moreover, it is not just a reprint of an existing copy. It is “remade from the original with higher precision” by the work of inspiration by “GRAF ZEPPELIN”.
The outline alone is not enough, so let’s explain it from the beginning. First of all, basic knowledge. Let’s organize the 5 types of audience recordings recorded in “Hakone 2nd day (August 7th)”.

50周年を迎え、公式/非公式を問わず大きな進展を見せている日本洋楽史の神話“箱根アフロディーテ”。その頂点記録を永久保存するプレス2CDが登場です。
その頂点記録とは「1971年8月7日:箱根公演」をフル体験できる極上オーディエンス録音。昨年末、真なる初日録音が発掘されて「これまで初日(8月6日)と思われてきた録音はすべて2日目(8月7日)だった」という新展開を迎えたわけですが、本作は数ある「2日目」の記録を駆使し、最高峰サウンドのフル・ライヴアルバムに仕上げたものなのです。
ここまでお読みになった方は恐らく、5枚組の『APHRODITE 1971 ARCHIVES(Sigma 220)』が浮かんでいると思いますが、本作はあの超大作の中でも「一番美味しいパート」を手軽に味わえるもの。しかも、単なる既発の復刻コピーではない。「GRAF ZEPPELIN」による入魂の作業で「より高精度で大元から作り直した」ものなのです。
概要だけでは今ひとつピンと来ない話でもありますので、具体的にイチからご説明していきましょう。まずは基礎知識。「箱根2日目(8月7日)」で記録された5種のオーディエンス録音を整理しておきましょう。

●RECORDER 1 (モノラル録音:約46分)
ショップ販売さえされなかった幻の名作アナログ『PEACE RECORD』のモノラル録音。後述のRECORDER 5が登場するまで「シンバライン」を唯一記録していた貴重な伝統録音です。

●RECORDER 2(ステレオ録音:約62分)
もっとも有名で、現在にいたるまで最高音質を誇るステレオ録音。当店では『APHRODITE (Sirene 160)』や『APHRODITE 1971 (Sigma 133)』でもお馴染みです。

●RECORDER 3(モノラル録音:約31分)
長さ/クオリティの双方で最高峰ポイントのないモノラル録音。貴重ながら現在では帯に短したすきに長し。『APHRODITE (Sirene 160)』のディスク2で聴けますが、本作には使用されていません。

●RECORDER 4(モノラル録音:約55分)
Reel to Reelで発掘された名音源。ノーカットの「太陽讃歌」や「エコーズ」が史上初めて完全収録されました。

●RECORDER 5(モノラル録音:約100分)
ノーカットの「神秘」を初めて聴かせてくれた衝撃の最長録音。「太陽讃歌」「シンバライン」もノーカットなら某人気DJによる終演の挨拶までも収録。謎が謎を呼んだこの日のセットリストを完全解明した功績も計り知れない、オリジナル・マスターカセット。

【DISC 1(ショウ前半):最高峰サウンドRECORDER 2を拡張】
以上、5種の録音が存在し、これらを駆使しして制作された「箱根のフル・ライヴアルバム」が本作です。そのポイントは「最高峰クオリティ」。シンプルに言いますとベスト録音は唯一のステレオ録音である「RECORDER 2」であり、それを最大限に活用。欠けていた曲間や「ユージン」中盤の約30秒、「エコーズ」の終盤約5分といったパートを「RECORDER 4・5」で補完しているのです。ここで「5枚組ARCHIVES(Sigma 220)にも似たディスクがなかったっけ?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。確かに「5枚組のDISC 3」と同じコンセプトなのですが、本作は「GRAF ZEPPELIN」によって完全に作り直されている。最近“A MOMENTARY LAPSE OF REASON Tour”関係のリマスターが好評を博していますが、「GRAF ZEPPELIN」の本領はヴィンテージ録音のアーカイヴ系。精密なトリートメントによって最高峰を更新しているのです。
実際、本作で楽しめる「RECORDER 2」のクオリティは圧倒的。ごく最近、ラジオ放送で「箱根の原子心母」が放送されて大きな話題となっていますが、それも元を質せば「RECORDER 2」でした。もっとも放送版は歓声のカットやクセのあるマスタリングの加工感もあってサウンド的には今イチでしたが、本作は大元マスターのナチュラル感も瑞々しい最高峰版なのです。

【DISC 2(ショウ後半):最長RECORDER 5を拡張】
DISC 1は開演から「エコーズ」までのショウ前半で、DISC 2はショウ後半を収録しています。頂点サウンドの「RECORDER 2」には後半がないため、こちらのメインとなっているのは「RECORDER 5」。曲間のカットを最大限「RECORDER 4」で補完し、最長版に仕上げています。
また、このDISC 2は「GRAF ZEPPELIN」によるリマスタリング効果がよりハッキリ感じられる。大元マスターはステレオ・テープにモノラル録音(つまり、左右チャンネルで同じ音)されていたわけですが、劣化具合は左右で差が生まれている。本作は左右チャンネルでもベスト・パートだけを厳選して1本のモノラル・パートを制作しているのです。ここまでは従来と同じ工程ですが、大きく異なるのはサウンドの質そのもの。従来盤では10khz付近の鳴りに歪みがあったのですが、今回はその歪みも大幅に軽減。よりナチュラルで美しい最高峰更新サウンドを実現しているのです。

もはや神話のレベルにある初来日から50年。現在、オフィシャルまで巻き込んで空前の“箱根アフロディーテ”ブームが起きています。「真なる初日」や「映像篇」など、さまざまな視点で衝撃の作品が連発しておりますが、本作はその中にあって「最高峰クオリティにこだわり抜いたフル・ライヴアルバム」というわけです。
コアなコレクター諸兄にとっては「5枚組でも一番美味しいパートを精密化させた結晶盤」であり、しばらくコレクターズ音源から離れていた浦島太郎な方にも安心してご体験いただける「頂点サウンドの2枚組」。どうぞ、永久保存プレス2CDで存分にご堪能ください。

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★作品の意義

●前回版 Sigma 220 (5CD)では、存在する主要音源を5枚のCDにほぼ(Rec3は省く)網羅編集したものでしたが、本盤は、71年8月7日のライブを構成するのに最小限必要な2CDで全曲収録。かつ内容はベスト音源の良いトコ取り編集。

5種類も音源が存在するにもかかわらず、それらがバラバラに発掘され、その都度それに応じたリリースがなされてきた経緯もあり、現状のベスト音源をもとにした最小限2CD構成のベスト編集タイトルが、意外にも今まで出ていませんでした。

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★音源整理

●RECORDER 1 (モノラル録音:約46分)
ショップ販売さえされなかった幻の名作アナログ『PEACE RECORD』のモノラル録音。
後述のRECORDER 5が登場するまで「シンバライン」を唯一記録していた貴重な伝統録音です。

●RECORDER 2(ステレオ録音:約62分)
もっとも有名で、現在にいたるまで最高音質を誇るステレオ録音。
『APHRODITE (Sirene 160)』や『APHRODITE 1971 (Sigma 133)』でお馴染みです。

●RECORDER 3(モノラル録音:約31分)
モノラル録音。貴重な録音ではありますが、複数音源存在する現時点では、長さ/クオリティ両方において特にポイントのない音源。
『APHRODITE (Sirene 160)』のディスク2で聴けますが、本作には採用されていません。

●RECORDER 4(モノラル録音:約55分)
Reel to Reelで発掘された名音源。
「太陽讃歌」は本音源で初登場。「エコーズ」は史上初めて完全収録されました。

●RECORDER 5(モノラル録音:約100分)★10khz以降帯域落ちる▲▲
ノーカットの「神秘」を初めて聴かせてくれた衝撃の最長録音。
「太陽讃歌」「シンバライン」もノーカットなら、某人気DJによる終演の挨拶までも収録。
謎が謎を呼んだこの日のセットリストを完全解明した功績も計り知れない、オリジナル・マスターカセット。

★★ 「1971年8月7日:箱根アフロディーテ」をフル体験できるオーディエンス録音。これまで5種類の録音が発掘されていますが、最高峰サウンド&唯一のステレオ録音である「RECORDER 2」を最大限に活用し、欠けたパートを他の長尺録音で補完したフル・ライヴアルバム。「GRAF ZEPPELIN」による最新マスタリングで、ノイズも歪みも過去最少。これまでいない精度の音世界で、日本洋楽史の神話となる箱根のフルショウを体験できます。

★最初の50枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。

Disc 1 (65:51) ★Sigma 220 Disc3の最新リマスター
1. The Circle Game (Buffy Sainte-Marie)
2. Soundcheck / Announcement ★3:07-6:08 Rec5で補填
3. Atom Heart Mother
(曲間カット)
4. Soundcheck
5. Green Is The Colour ★0:10ヨレ修正
6. Careful With That Axe, Eugene ★1:31-2:01 Rec5で補填 / 2:08-2:15 L-ch音切
れをRec5でオーバーダブして補修。
7. Soundcheck ★2:39以降Rec5
8. Echoes ★0:00-0:05 / 19:03-20:31 Rec5 / 20:31-20:44 Rec4 /20:44からCDエンドまで Rec5で補填
★エコーズの補填Rec5部分のみ最新リマスターのうえ差し替え

Disc 2 (43:*55) ★Sigma 220 Disc2の最新リマスター(今回丸ごと組み直し)
1. Soundcheck ★1:27以降 Rec4で補填
2. Set The Controls For The Heart Of The Sun ★0:00-0:03 Rec4で補填
(曲間カットクロスフェード)
3. A Saucerful Of Secrets
(曲間カット)今回クロスフェードなし
4. Soundcheck
5. Cymbaline

Remastered By Graf Zeppelin

Sigma 283

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