Sheryl Crow / Tokyo 1999 Final Night / 2CD+1Bonus CDR

Sheryl Crow / Tokyo 1999 Final Night / 2CD+1Bonus CDR / ZION-169 -2800
Live at Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 20th October 1999 plus Ltd Bonus CDR “NASHVILLE 1999” STEREO SBD

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シングル『My Favorite Mistake』をヒットさせ、映画『ビッグ・ダディ』に提供されたGUNS N’ ROSESのカバー「Sweet Child o’ Mine」も話題を集めた1999年のシェリル・クロウ。その現場を伝える新発掘サウンドボード・アルバムが登場です。
そんな本作に収められているのは「1999年10月20日:東京厚生年金会館」公演。そのステレオ・サウンドボード録音です。実は現在、コレクター界ではシェリルが熱い。これまで存在も知られていなかった衝撃サウンドボードが続々と発掘されており、そのクオリティとレア度にド肝を抜かれた世界中のマニアが騒然となっています。本作もその1つにして、目玉とも言うべき日本公演の銘品ライヴアルバムなのです。その衝撃の内容の前に、まずはショウのポジション。当時の日程から振り返ってみましょう。

・10月12日:大阪厚生年金会館
・10月13日:福岡サンパレス
・10月15日:名古屋市民会館
・10月16日:東京国際フォーラム
・10月17日:東京国際フォーラム
・10月19日:仙台サンプラザ
・10月20日:東京厚生年金会館 ←★本作★

以上、全7公演。東京のハイライトは国際フォーラム2日間だったわけですが、本作はその後。厚生年金会館に場を移した最終日のコンサートでした。そんな20世紀最後の夜で記録された本作は、衝撃の極上サウンドボード。ひと口に「サウンドボード」と言ってもさまざまな個性があるわけですが、本作はいわゆる「卓直結系」。現場のミックス卓にDATレコーダーをダイレクトに繋いで録音されたもので、ダビング痕も劣化も一切なし。純粋にサウンド・クオリティだけならオフィシャル作品にも負けていないものの、生々しさをそれ以上。何しろ、現場ミックスそのままですから歓声やコンサート体験を演出するような加工はまったくなく、家庭用オーディオでの再生を想定していない鳴りも楽器音丸出しなら、会場の端から端まで飛ぶようなパンのステレオ感も強烈です。
もちろん、この個性はサウンドボード・マニアの理想郷。ライヴアルバムに何を求めるかは人それぞれではありますが、客席の体験感ならオーディエンス録音に勝る物はなく、作り込まれた作品感なら公式ライヴ盤こそが至上でしょう。それに対し、卓直結系の旨みは「生演奏とのシンクロ感」。無加工ゆえの生々しい演奏がすべてを支配し、他に邪魔する物は一切ない。指先の存在感や歌声の息づかい、互いの呼吸感など、メンバーが丸ごと脳内に上がり込み、頭蓋とステージが完全一致したような感覚を味わえる。これこそが公式盤でもオーディエンス録音でもあり得ない流出サウンドボードならではの醍醐味であり、本作はその最高峰体験ができるのです。ネットに登場した原音自体が驚異的でしたが、本作はさらに細心マスタリングで磨き上げた究極盤。やや淡泊だった鳴りを艶やかにし、ボリュームやステレオ感など不安定になるパートも補正。衝撃サウンドボードの可能性を最大限に引き出しました。
そんな異次元ダイレクト感で味わえるのは、1999年だからこそのショウ。実のところ、ラストの「The Book」途中で録音が終わってしまうために厳密にはフルショウではないのですが、それでも約92分たっぷりと楽しめる。シェリルの来日公演というと、2002年に制作された公式盤『LIVE AT BUDOKAN』もありますので、比較しながらセットを整理してみましょう。

●チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ(2曲)
・ All I Wanna Do/Strong Enough
●シェリル・クロウ(5曲)
・A Change Would Do You Good/Home/Everyday Is a Winding Road/If It Makes You Happy/The Book(★)
●グローブ・セッションズ(8曲+α)
・Maybe That’s Something(★)/My Favorite Mistake/Anything but Down(★)/It Don’t Hurt(★)/Am I Getting Through, Parts I & II(★)/The Difficult Kind/There Goes The Neighborhood/Mississippi(★)
・その他:Sweet Child O’ Mine(★)
※注:「★」印は公式盤『LIVE AT BUDOKAN』でも聴けない曲。

……と、このようになっています。『LIVE AT BUDOKAN』とはツアー自体が違うわけですが、それでも本作で披露される17曲中7曲が別のナンバー。特に大盤振る舞いされる『THE GLOBE SESSIONS』ナンバーが美味しく、大ヒットした「My Favorite Mistake」やグラミー賞を受賞した「There Goes The Neighborhood」だけでなく、ボブ・ディランの「Mississippi」やGUNS N’ ROSESのカバー「Sweet Child O’ Mine」など、貴重ナンバーお超極上サウンドボードで体験できるのです。
そんな名曲群だけでなく、曲間も日本らしさが全開。「コンバンワ東京」「元気デスカ」「カンパイ」「スミマセン」といった決まり文句だけでなく、「Can you speak english? 少シ? ソウソウ。楽シンデクダサイ」とフレキシブルな日本語も交えた微笑ましいMCも楽しめるのです。

今、この瞬間も世界のコレクター間で沸き立っているシェリル・クロウの極上サウンドボード・ラッシュ。その中でも格別の注目を集めているライヴ・イン・ジャパンの銘品です。デジタル・サウンドボードの衝撃マスターを磨き込んだ究極の一作。どうぞ、永久保存プレス2CDで存分にご堪能ください。

★公式レベルのパーフェクト・サウンドボードです。しかも99年新宿厚生年金!

 

Disc 1 (45:38)
1. Maybe That’s Something
2. A Change Would Do You Good
3. My Favorite Mistake
4. Anything but Down
5. It Don’t Hurt
6. Band Introductions
7. Home
8. Sweet Child O’ Mine
9. Everyday Is A Winding Road

Disc 2 (46:02)
1. Am I Getting Through, Parts I & II
2. If It Makes You Happy
3. The Difficult Kind
4. All I Wanna Do
5. There Goes The Neighborhood
6. Strong Enough
7. Mississippi
8. The Book

Sheryl Crow – vocals, guitars
Peter Stroud – guitar, vocals
Tim Smith – guitar, bass, vocals
Jim Bogios – drums, vocals
Mike Rowe – keyboards
Matt Brubeck – cello
Mary Rowell – violin

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

ZION-169

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Sheryl Crow / Nashville 1999 / 1CDR / Non Label
First American Music Center, Nashville, TN, USA 25th July 1999 STEREO SBD

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本編プレス2CDは、“LILITH FAIR 1999”の日本公演を伝える衝撃の極上ステレオサウンドボード・アルバムです。その解説でも触れましたが、現在は日本以外からも傑作サウンドボードが何本も発掘。ファンの枠を超えた“事件”となっています。そこで、日本公演の新名盤誕生を祝うボーナスには、発掘サウンドボード群の中でも同じ“LILITH FAIR 1999”の海外公演を伝える傑作をご用意しました。
そんな本作に収められているのは「1999年7月25日ナッシュヴィル公演」。その超絶級ステレオ・サウンドボード録音です。1999年のライヴと言えば、本編プレス2CDの他にも公式盤『LIVE FROM CENTRAL PARK』にも残されている。それらも含め、当時のスケジュールからポジションを確かめてみましょう。

・2月2日-18日:欧州#1(12公演)
・2月24日:第41回グラミー賞
・3月13日-5月9日:北米#1(42公演)
・6月4日-12日:欧州#2(6公演)
・6月27日-9月2日:北米#2(42公演)←★ココ★
・9月14日:ニューヨーク公演←※公式『LIVE FROM CENTRAL PARK』
・10月7日+9日:北米#3(2公演)
・10月12日-20日:日本(7公演) ←※本編プレス2CD
・10月30日+31日:BRIDGE SCHOOL BENEFIT

これが1999年のシェリル・クロウ。アルバム『THE GLOBE SESSIONS』は1998年秋にはリリースされましたが、ツアーは1999年になってから。本作のナッシュヴィル公演は公式『LIVE FROM CENTRAL PARK』の約2ヶ月前である「北米#2」の17公演目。シェリルは“WOODSTOCK ’99”にも出演していましたが、その2日後にあたるコンサートでもありました。
そんなショウで記録された本作は、これまた超極上のステレオ・サウンドボード。本編プレス2CDと同じく、現場のミックス卓からダイレクトに録音したDATマスターであり、無加工の芯丸出しサウンド。シェリルの歌声や楽器1つひとうが輪郭もビビッドに脳内で鳴り響く。とは言え、本編プレス2CDとまったく同じかと言うとさにあらず。あくまでも楽器の音そのままなのは同じなのですが、本作はさらに「艶」も宿っている。恐らく現場会場の機材でたまたまそういう音になったのでしょうが、直結サウンドボードの旨みたっぷりのまま、まるで公式作品のような整った美しさも併せ持っているのです。
その美音で描かれるのは、これまた日本公演とは異なるフルショウ。実のところ、この日は同じ会場で10組以上のアーティストが出演するフェス形式。そのため、シェリルの持ち時間も約54分と短めでした。ここでその内容も整理してみましょう。

●シェリル・クロウ(3曲)
・A Change Would Do You Good/Everyday Is a Winding Road/If It Makes You Happy
●グローブ・セッションズ(6曲)
・My Favorite Mistake/Anything but Down/It Don’t Hurt/The Difficult Kind/Mississippi/There Goes The Neighborhood
●その他
・Juanita(★)
※注:「★」印は本編プレス2CDでは聴けない曲。

……と、このようになっています。基本的には本編プレス2CDを濃縮したセットですが、そこにTHE FLYING BURRITO BROTHERSのカバー「Juanita」も披露されている。この曲は1999年にリリースされたグラム・パーソンズのトリビュート盤『RETURN OF THE GRIEVOUS ANGEL』にも提供されたナンバーです。もっと言えば、「Anything but Down」「Mississippi」あたりは公式盤『LIVE FROM CENTRAL PARK』でも聴けない曲だったりします。また、ゲスト参加も日本公演とは違う聴きどころ。「Everyday Is a Winding Road」ではアッシュウィン・スード、「The Difficult Kind」ではシェリルの姉キャシー、「Juanita」ではエミルー・ハリスが登場し、ステージに華を添えています。
オーディオ・クオリティ的にはオフィシャル級でありながら、公式盤ではあり得ないド密着の卓直結サウンドが鮮烈な極上サウンドボードです。本来であれば、とてもボーナスにはもったいなさ過ぎる超絶盤ではありますが、それが可能なほどに本編プレス2CDが凄まじく、現在のサウンドボード発掘が画期的なのです。クオリティ自体が発掘現場の凄味まで伝えている超絶級ボーナス・アルバム。どうぞ、この機会をお見逃しなく!

(54:28)
1. A Change Would Do You Good
2. My Favorite Mistake
3. Anything but Down
4. Everyday Is a Winding Road (with Ashwin Sood)
5. It Don’t Hurt
6. If It Makes You Happy
7. The Difficult Kind (With Crow’s sister Kathy)
8. Mississippi
9. Juanita (with Emmylou Harris)
10. There Goes the Neighborhood

Sheryl Crow – vocals, guitars
Peter Stroud – guitar, vocals
Tim Smith – guitar, bass, vocals
Jim Bogios – drums, vocals
Mike Rowe – keyboards
Matt Brubeck – cello
Mary Rowell – violin

STEREO SOUNDBOARD RECORDING

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