Various Artists/ Live 8 Japanese Broadcast / 1DVDR

Various Artists/ Live 8 Japanese Broadcast / 1DVDR / Non Label
Hyde Park, London, UK 2nd July 2005
Siegessaule, Berlin, Germany 2nd July 2005
Benjamin Franklin Parkway, Philadelphia, USA 2nd July 2005
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“LIVE 8”, a 21st century legendary charity event also known as “LIVE AID 2”. The Japanese broadcast pro shot is decided to be a gift release. This music event was realized in July 2005. At the G8 Summit in Scotland, Bob Geldof of “LIVE AID” advocated to appeal for the eradication of poverty in Africa. It was held simultaneously in 10 cities around the world on “July 2, 2005”, four days before the G8 (only Edinburgh was held on “July 6” on the day of the G8), and more than 1000 musicians participated. Broadcast on 182 TV stations and 2000 radio stations around the world, it has become one of the largest music events in the 21st century.
Of course, the pattern will also be broadcast in Japan. This work is an excerpt from the Japanese broadcast recorded by a recording enthusiast for about 2 hours. The quality is superb only for enthusiasts who have recorded Japanese music programs for many years. It’s a professional shot that deserves to be called “official class”, but the editing is also wonderful. It may seem disappointing to say that it’s an excerpt, but after all, it’s almost impossible to see the whole thing because it’s a huge event with more than 1000 musicians. This work is a concentrated reduction of delicious places by carefully selecting 19 groups / artists that are also popular in our shop. The lineup is …
 
 「LIVE AID 2」とも呼ばれた21世紀伝説のチャリティー・イベント、“LIVE 8”。その日本放送プロショットがギフト・リリース決定です。この音楽イベントが実現したのは、2005年7月のこと。スコットランドで開催されるG8サミットに合わせ、アフリカの貧困撲滅を訴えるために“LIVE AID”のボブ・ゲルドフが提唱しました。G8の4日前となる「2005年7月2日」に世界10都市で同時開催(エディンバラだけはG8当日の“7月6日”開催)され、1000人を超えるミュージシャンが参加。世界182のテレビ局と2000のラジオ局でも放送され、21世紀最大級の音楽イベントとなりました。
 もちろん、その模様は日本でも放送。本作は、録画マニアが記録していた日本放送から約2時間ほど抜粋収録したものです。長年に渡って日本の音楽番組を記録してきたマニアだけに、そのクオリティは極上。まさしく「オフィシャル級」と呼ぶに相応しいプロショットなのですが、編集も素晴らしい。抜粋というと残念に思われるかも知れませんが、何しろ、1000人以上のミュージシャンが参加した超巨大イベントだけに、完全体を観るのはかなりの所行……というより、ほぼ不可能。本作は、当店でも人気の高い19組のバンド/アーティストを厳選しており、美味しいところの濃縮還元なのです。そのラインナップは……
 
【ロンドン会場(6組・19曲)】
ポール・マッカートニー(5曲+U2と共演1曲)、U2(3曲)、エルトン・ジョン(1曲)、スティング(3曲)、THE WHO(2曲)、PINK FLOYD(4曲)
 
【ベルリン会場(3組・3曲)】
ブライアン・ウィルソン、a-ha、ROXY MUSIC(各1曲)
 
【フィラデルフィア会場(1組・2曲)】
BON JOVI(2曲)
 
……と、このようになっています。まさに当店専用セレクションになっているわけですが、単なるつまみ食いではなく、1曲1曲は完全演奏。しっかりと音楽作品として楽しめる仕上がりになっています。
 そんな豪華ラインナップのライヴ演奏の素晴らしい事。つい昨日のようにも思えるのですが、実は13年前。出演陣も若々しく、そここに時代感が滲む。ジョン・ボン・ジョヴィの隣にはリッチー・サンボラが立ち、ROXY MUSICも健在なら、ポールと故ジョージ・マイケルがデュエットする……。そして、極めつけはもちろん再結成PINK FLOYD。リチャード・ライトのいない現在では二度と不可能な“あの4人”がステージを分け合う奇跡の光景。本作には演奏された4曲をすべて極上クオリティで目撃できる。これだけでも胸いっぱいの1枚です。
 しかし、本作はそれだけではなく、日本放送の旨みもたっぷり。要所要所で日本語字幕や日本語の同時翻訳も収録されているのです。例えば、ブライアン・ウィルソンの紹介テロップには「昨年、アルバム「Smile」をリリース」と出ますし、THE WHOには「昨年7月、結成40周年にして初来日を果たした」。現在となっては当たり前な事実が事件だった頃の感覚が脳裏に蘇るのです。さらには音楽と直接関係ない字幕も見逃せない。PINK FLOYDのシーンでは「G8。1つの部屋に8人の男が800万人を救える。ベルルスコーニ、ブレア、ブッシュ、小泉……」と懐かしい首脳陣の名を上げていきますが、その中でただ独り現在も絶大な権力を握っているウラジーミル・プーチンの不気味さ。また「今後の出演アーティスト情報は、携帯サイトからご確認いただけます」に続いて表示される「携帯メニュー→TV→○○テレビ→CS→LIVE8」表示も猛烈に時代感。わずか13年前とは言え、スマートフォンが革命を起こす前の地球が画面の中にあるのです。
 それ以上に“LIVE 8”の存在感を漂わせるのは、女声の同時翻訳。通常、音楽放送は日本語字幕が一般的ですが、本作ではポールやボノのMCに翻訳音声が被る。「これはチャリティではありません。正義を私たちは求めているんです(ボノ)」「そしてG8の首脳陣、これを聞き逃すことはできない。このメッセージのために行動してくれた皆さん、愛しています(ポール)」など、まるで大統領の演説を訳すようにヒーロー達の言葉が日本語でも語られる。これこそ、“LIVE 8”の大きさ。決して音楽ファンにだけ向けていたわけではなく、万人に向けていた。「Hey Jude」の大合唱の中で突然、日本語で「一人ひとりの言葉が大事だ。覚えておいてくれ!」と言われるのも異様ではあるものの、それと同時に巨大イベントに心震わせていたリアルタイムも鮮やかに甦るのです。
 
 史実を振り返ると、パースシャーサミットは「アフリカ諸国に対する開発支援」を主題として開催されつつ、期間中のロンドン同時爆破事件で「テロとの戦い」にかき消さそうにもなりました。しかし、それでもアフリカ支援に250億ドルもの増額を勝ち取った。「音楽は世界を変えられるか」は現在も答えの出ない命題ですが、決して無力ではない。そう信じるバンド、ミュージシャン達が生んだ21世紀最大級の音楽祭。近いようで遠くなりつつある“2005年”を極上クオリティのプロショットで振り返る映像作品なのです。
 
(123:11)
Paul McCartney & U2
1. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
 
U2
2. Beautiful Day / Blackbird
3. Vertigo
4. One
 
Elton John
5. Saturdaynight’s Alright For Fighting
 
Bon Jovi
6. Livin’ On A Prayer
7. It’s My Life
 
Brian Wilson
8. Good Vibrations
 
A-Ha
9. Take On Me
 
Roxy Music
10. Jealous Guy
 
Sting
11. Message In A Bottle
12. Driven To Tears
13. Every Breath You Take
 
The Who
14. Who Are You
15. Won’t Get Fooled Again
 
Pink Floyd
16. Speak To Me / Breathe
17. Money
18. Wish You Were Here
19. Comfortably Numb
 
Paul McCartney
20. Get Back
21. Drive My Car (with George Michael)
22. Helter Skelter
23. The Long And Winding Road
24. Hey Jude 語)
 
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.123min.

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