Rolling Stones / World Tour 95 Voodoo Lounge In Japan / 4DVD

Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 12th March 1995 PRO-SHOT (2 Versions)

Professional shot Tokyo Dome March 12, 1995, this was broadcast on TV 2 weeks later, and later Laser Disc also were released (but never released as DVD). Now we releases 2 version of them on 4DVD. This is middle of the tour(1989 first Japan tour is last part of the tour was broadcasted . Rolling Stones knows very well about Tokyo Dome and Japanese audience then. And they play much more hyper and over action like Keith in front ot camera.

The difference between TV version and Laser Disc version are angle and edit. TV version has much more to capture whole stage.less up close. so you may feel not active about TV version. And TV version is very simple Sean changes.

 Laser Disc version is edited, so less angle of capturing whole stage, about Mick’s angle on Not Fade Away is much difference. And there are many Sean changes and member close up camera. So you feel much full of sprite on it.

 And most different edit is Sweet Virginia, On TV version is old black and white film same as back screen, but Laser Disc version is color film and entirely edit. On TV version Mick and Keith smiles each other on the screen, but Laser Disc version is directly movie.

  But Laser Disc version has that Keith trademark pose on introducing band members is not captured all. And Laser Disc version is cuttng the between the songs (for example before Satisfaction) TV Version is really complete one.

 And This TV version’s master is fantastic, high quality S-VHS, no degradation, perfect quality.And LD version also quality is fantastic, too. You should check both titles on best quality DVD, Very interesting release especially for Japanese Rolling Stones fan which is looking forward to releasing DVDs.

 　1995年に実現したローリング・ストーンズ二度目の来日公演から3月12日の東京ドームのライブ映像を収録。この日は二週間後にテレビで放送された他、後で日本のみで公式リリースが実現しました。今回はそのプロショット映像のテレビ放送版と現在廃盤のレーザー版をカップリングした95年 来日公演究極の映像集です。終盤のライブが収録された初来日公演の時と違いツアーの中日に当たるライブを収録しているのがこの時の特徴ですが、ストーンズ 自身も二度目ということで日本のオーディエンスの雰囲気を把握し、さらには東京ドームという会場にも慣れている様子が伝わってきます。しかもその上で収録 が入るとバンドの士気がワンランク上な状態で演奏に反映されるストーンズですので、この日もさすがのパフォーマンスが披露されたものです。キースを始めと して、各メンバーが随所でカメラを意識したオーバーアクション気味なのは本当に微笑ましいものがあります。

　 その映像ですが、テレビ版とレーザー版でアングルの編集が違うのはよく知られているところ。ですので今回のリリースは非常に意義のあるものなのですが、具 体的に言うと元は同じな二つの映像の大きな違いは「ステージ全体を捉えた引きのアングルな映像の登場頻度」だと言えるでしょう。テレビ版の特徴として、こ の引き気味なアングルが多用されているということがあります。それによってテレビ版の方はこの日はまるで「淡々としている」ライブであるかのように映って しまう点が難点だったかのように見られます。あるいはカット割りが思いのほか単調だともいえ、それがのっぺりした雰囲気に映ってしまうのだとも言えるで しょう。

　その点レーザー版の方は編集し直しただけのことはあり、例の引きのアングルの登場頻度が減少していることが見比べると簡単に解るはず。オープニングの「Not Fade Away」 などはミックをまるで正反対のアングルで映し出すなど、明らかにテレビ版を意識して編集し直された形跡があります。それに何と言っても映像の全編を通して テレビ版よりも細かなカット割りで各メンバーのクローズアップを組み込むことで、そこでは感じられなかったステージ上の緊張感や気迫を伝えようとした仕上 がりになっているのです。基本的にはテレビ版の映像を元に、そこから細かなアングル違いの映像を加えたのがレーザー版だと言えます。

　そんな中で「根本的に違う」と言ってもおかしくないのが「Sweet Virginia」 での映像編集です。テレビ版では当日の会場のスクリーンに映し出されていたモノクロのフィルム調に演出された映像編集をそのままテレビ用にも流用していた のですが、レーザー版はその演出は当日のライブ会場用とみなしたのでしょう。通常のカラー映像で一から編集し直しているのです。その結果、この曲だけはテ レビ版とレーザー版で極端にカット割りが違う編集となりました。中でも演奏を終えた直後にミックとキースが微笑み合う場面はテレビ版だとスクリーンに映し 出されたところが捉えられていましたが、レーザー版では直接カメラが捉えた映像そのものが使われ、よりはっきりと見られる場面だったのです。

　 やはり全体的にはレーザー版の方に軍配が上がる仕上がりなのですが、そちらではキースのメンバー紹介の際、このツアーで彼が毎晩決めていたあのポーズ（頭 から下にポポン、ポポン、ポポン、最後に頭）の途中でアングルが切り替わってしまうという編集だけはいただけませんでした。それにレーザー版の方は無理も ないことですが、いくつかの間延びする曲間（例えば「Satisfaction」が始まる前など）などが微妙にカットされており、テレビ版の方はオープニングから完全収録している点はポイントが高いと言えるでしょう。

　そしてレーザー版はもちろんですが、今回収録されたテレビ版のクオリティの高さにも是非注目していただきたいポイントです。S-VHSによって録画された最高画質はもちろんですが、テープの劣化などが一切ないパーフェクトな状態がまた実に素晴らしいものなのです。その一方でレーザー版の方も今や廃盤ということで、そのどちらもがプレスのDVDに収録された限定リリースは日本のファンにとって待ち望んだアイテムだと言っても過言ではありません。1995年の来日公演を代表する名プロショット映像と気合の入ったライブ・ステージを最高の画質で心ゆくまでお楽しみください。元が同じ映像だとはいえ何しろカット割りが大きく違う編集ですので、その見比べは本当に面白いです！