Little Feat / Cost Mesa 1990 Mike Millard Master Tape / 1CDR

Little Feat / Cost Mesa 1990: Mike Millard Master Tape / 1CDR / Uxbridge

Pacific Amphitheatre, Costa Mesa, CA, USA 15th September 1990 TRULY PERFECT SOUND

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Absolute master Mike Millard who set the gold standard in the unusual culture of “audience recording”. The latest collection, the reunion LITTLE FEAT, is here.
Mirrored excavation exceeded 100 works, but this time the site was the resurrected LITTLE FEAT “Costa Mesa performance on September 15, 1990” with Craig Fuller & Fred Tackett. It is the superb audience recording. At that time, LITTLE FEAT was on tour with the release of “REPRESENTING THE MAMBO”, the second reunion. Let’s immediately confirm the position from the whole view of the activity at that time.

「オーディエンス録音」という異形の文化に金字塔を打ち立てた絶対名手マイク・ミラード。その最新コレクションとなる再結成LITTLE FEAT篇が登場です。
ミラード発掘も100作を越えましたが、今回の現場はクレイグ・フラー&フレッド・タケットを迎えた復活したLITTLE FEATの「1990年9月15日コスタメサ公演」。その超極上オーディエンス録音です。当時のLITTLE FEATは再結成第2弾となる『REPRESENTING THE MAMBO』をリリースしてのツアー中。早速、当時の活動全景からポジションを確かめてみましょう。

《4月10日『REPRESENTING THE MAMBO』発売》
・4月28日ー6月3日:北米#1(22公演)
・6月16日ー24日:北米#2(6公演)
・6月29日ー7月8日:欧州(9公演)
・7月10日ー9月19日:北米#3(42公演)←★ココ★
・10月4日ー11月22日:北米#4(30公演)

これが1990年のLITTLE FEAT。ヨーロッパでもショーケース的なギグを何公演か行いましたが、主戦場はあくまで米国。本作のコスタメサ公演は、アルバム発売から約5ヶ月となる「北米#3」の39公演目でした。また、この日はLITTLE FEATの単独公演でもなかった。メインアクトはSANTANAであり、本作はその前座を務めた際のライヴアルバムなのです。
そんなステージで記録された本作は、絶対名手ミラードの金看板を汚すことのない超極上の名作。メイン・アクトのSANTANA篇『COSTA MESA 1990(Uxbridge 1474)』はすでにご紹介済みですが、本作は同日・同ポジションだけあってサウンドも酷似。扇状の円形劇場“パシフィック・アンフィシアター”の反響ゼロ環境と絶対名手の手腕が重なり、超極太な芯が超ダイレクト感で飛び込んでくる。開演時に出音を図り損ねたのか、冒頭だけオーバーピーク気味になったりもしますが、それもすぐさま修正。パワフルであっても美麗な超絶級サウンドに変貌するのです。
その極太&ダイレクト・サウンドで描かれるのは、活動を軌道に乗せた再結成LITTLE FEATの熱演。90年代のライヴというと(時期はややズレますが)公式盤『LIVE FROM NEON PARK』が有名。ここで比較しながらセットを整理してみましょう。

●70年代クラシックス(6曲)
・ファースト:Forty-Four Blues(★)
・セイリン・シューズ:Tripe Face Boogie(★)
・ディキシー・チキン:Fat Man In The Bathtub/Dixie Chicken
・アメイジング!:Rock & Roll Doctor(★)
・ダウン・オン・ザ・ファーム:Down On The Farm
●再結成以降(5曲)
・レット・イット・ロール:Hate To Lose Your Lovin’/Let It Roll
・レプリゼンティング・ザ・マンボ:That’s Her, She’s Mine(★)/Rad Gumbo/Texas Twister
※注:「★」印は『LIVE FROM NEON PARK』では聴けない曲。

……と、このようになっています。メインのSANTANAとは関係も良好だったらしく、前座としては破格な1時間枠に名曲をギュウ詰め。ローウェル・ジョージ時代の代表曲をまとめつつ、「Hate to Lose Your Lovin’」「Let It Roll」「Rad Gumbo」「Texas Twister」といった最新ヒットもたっぷりと披露してくれる。
そして、それ以上に印象的なのが現場のムード。事前にオープニング・アクトと知っていて聴いても「もしかしてヘッドライナー?」と思えてくるほど盛り上がっている。普段ミラードは前座バンドを録音しないのですが、この日は貴重な例外。もちろん、事前に録音する気満々だから開演時から記録していたのでしょうが、そうでなくてもテープを回したくなるのが分かるほどの充実したショウなのです。
本作自体が貴重な『REPRESENTING THE MAMBO』時代の極上ライヴアルバムですが、さらにSANTANA篇『Uxbridge 1474』と併せれば、ミラードが過ごした一夜を完全体験できるのです。LITTLE FEATのファンにとって当然不可避ですし、後期ミラード・コレクションにも不可欠な大傑作。そして、SANTANAファンの方にもぜひ併せ聴いていただきたい超極上の姉妹作です。どうぞ、存分にお楽しみください。

★「1990年9月15日コスタメサ公演」の超極上オーディエンス録音。SANTANAの名盤『COSTA MESA 1990(Uxbridge 1474)』と同時録音の前座篇でサウンドも酷似。扇状の円形劇場“パシフィック・アンフィシアター”の反響ゼロ環境と絶対名手の手腕が重なり、超極太な芯が超ダイレクト感で飛び込んでくる。パワフルであっても美麗な超絶級サウンドです。ローウェル時代の代表曲をまとめつつ、「Hate to Lose Your Lovin’」「Let It Roll」「Rad Gumbo」「Texas Twister」といった最新ヒットもたっぷりと披露したショウはヘッドライナー級の盛り上がりで、SANTANA篇と併せてミラードが過ごした一夜を完全体験できる姉妹作です。

(60:47)
1. Intro
2. Hate To Lose Your Lovin’
3. That’s Her, She’s Mine
4. Fat Man In The Bathtub
5. Forty-Four Blues
6. Rock & Roll Doctor
7. Down On The Farm
8. Rad Gumbo
9. Texas Twister
10. Let It Roll
11. Dixie Chicken
12. Tripe Face Boogie

Richie Hayward – drums, backing vocals
Bill Payne – vocals, keyboards
Paul Barrere – vocals, guitar, slide guitar
Sam Clayton – congas, vocals, percussion
Kenny Gradney – bass
Craig Fuller – vocals, additional guitar
Fred Tackett – guitar, mandolin, trumpet

Uxbridge 1513

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