Alcatrazz / Mannheim 2019 / 2CDR

Alcatrazz / Mannheim 2019 / 2CDR / Shades

Live at 7er Club, Mannheim, Germany 10th October 2019 PERFECT SOUND(from Original Masters)

Play sample :

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The treasured original sound source of the spilled officials appeared angry. 4 titles will be released at once! This is the final bullet. This is a spilled audience recording that was recorded for the materials at the “October 10, 2019 Mannheim Performance”.
This week, all four titles released at the same time are records of the ALCATRAZZ European tour that had been held until the other day. The overall picture of 2019/2020 including MICHAEL SCHENKER FEST (hereinafter referred to as MSF) will be handed over to the explanation of the first edition “PORTSMOUTH 2019 (Shades 1107)”. Let’s keep it.

関係者流出の秘蔵オリジナル音源が怒濤の登場。衝撃の4タイトル一挙リリース決定です! 本作は、その最終弾。「2019年10月10日マンハイム公演」で関係者が資料用に記録した流出オーディエンス録音です。
今週、同時リリースされる4タイトルはすべて先日まで行われていたALCATRAZZ欧州ツアーの記録。MICHAEL SCHENKER FEST(以後、MSF)を含む2019年/2020年の全体像は第1弾『PORTSMOUTH 2019(Shades 1107)』の解説に譲るとして、ここでは欧州ツアーに絞って各タイトルのポジションを確認しておきましょう。

“UK TOUR”
・9月19日-10月1日(11公演)
・10月2日『PORTSMOUTH 2019』
“EUROPE TOUR”
・10月3日『MADRID 2019』
・10月4日+5日(2公演)
・10月6日『BARCELONA 2019』
・10月8日+9日(2公演)
・10月10日:マンハイム公演 ←★本作★
・10月11日+12日(2公演)

以上、全21公演。『PORTSMOUTH 2019』に全体像を掲載しましたが、この秋ツアーをもって2019年のライヴは終了。2020年は3月のMSF来日公演に同行し、その後は脊椎を手術。予後が不明な現在では、それ以上の予定は発表されていません。つまり、本作はMSF来日前のステージを聴ける直前のライヴアルバムでもあるのです。
そんなショウを記録強いた本作は、これまた関係者ならではの裏舞台感が美味しいオーディエンス録音。マイク録音のために分類は「オーディエンス」となりますが、その感覚は客席とはまるで違う。熱狂や喝采が妙に遠く、ホール鳴りもほとんど感じない。骨太な演奏音や歌声が間近に迫る。スネアやバスドラに空間感覚もあるのでサウンドボードと間違える事はありませんが、「実はリハーサル・ルーム」と言われれば信じてしまいそう……といいますか、そう言ってもらった方がよほど納得できるプライベート感覚なサウンドなのです。
そのサウンドで描かれるショウは、今回の4連作でもズバ抜けた名演! セットは『BARCELONA 2019(Shades 1109)』と同じなのですが、本作だけ整理しないのも何なので(?)ここに記しておきましょう。

●NO PAROLE FROM ROCK’N’ROLL(6曲)
・Too Young To Die, Too Drunk To Live/Hiroshima Mon Amour/Jet To Jet/Kree Nakoorie/General Hospital/Island in the Sun
●RAINBOW(3曲)
・All Night Long/Since You Been Gone/Lost In Hollywood
●M.S.G.(3曲)
・Desert Song/Rock You To The Ground/Assault Attack
●IMPELLITTERI(3曲)
・Stand In Line/Leviathan/Goodnight And Goodbye
●ソロ他(3曲)
・Night Games/We Won’t Be Forgotten『BLACKTHORNE』/Long Island Tea

……とまぁ、このように『BARCELONA 2019』と並ぶ4連作の最長セットになっています。しかし、そのセット以上なのが絶好調のグラハム。ここに来て、大復活しているのです。ここまでの3作をお読みくださった方ならご理解頂けると思いますが、今回のツアーは日を重ねる毎に曲が増量。特に同時リリースの『MADRID 2019(Shades 1108)』からIMPELLITTERIの「Leviathan」「Goodnight And Goodbye」が追加されるようになったのですが、この2曲がハイの続く難曲でグラハムがボロボロ。「ムリに追加しなくても」「キツい曲を並べる事はないのに」と思ってしまう歌いっぷりが続いていました。ところが、本作はツアー最終盤だと言うのに難なくこなしている! 上記日程を見ると“10月7日”が休みになっており、恐らくはそれが良かったとは思うものの、それにしても3日連続ですし、そもそも1日の休みで回復するというのは若者の話では……。ただ、その「Goodnight And Goodbye」のエンディングではマイクがオフになってしまい、最後はインスト状態になってしまうのですが(切れたマイクに向かって吠えるグラハムの声が微かに聞こえます)。もちろん、このトラブルは瞬間的なもの。次曲「We Won’t Be Forgotten」では問題ありません。

いずれ劣らぬ傑作関係者マスター4連続の最終章。本作は、その中でも曲数ボリュームと絶好調ぶりでズバ抜けた名盤です。できれば4作通しで体験して頂きたいところですが、どうしても迷うならサウンドの『MADRID 2019』か、内容の本作。いやいや、やっぱり4作通してご体験ください。様式パラダイスな名曲群だけでなく、グラハムの復活ぶりにも感動するライヴアルバムの大傑作です。

Disc 1(48:30)
1. Too Young to Die, Too Drunk to Live
2. Hiroshima Mon Amour
3. Jet to Jet
4. Kree Nakoorie
5. All Night Long
6. Desert Song
7. Night Games
8. Rock You to the Ground
9. Stand in Line

Disc 2(46:24)
1. General Hospital
2. Island in the Sun
3. Since You Been Gone
4. Leviathan
5. Goodnight and Goodbye
6. We Won’t Be Forgotten
7. Long Island Tea
8. Assault Attack
9. Lost in Hollywood

Graham Bonnet – Vocals
Joe Stump – Guitar
Jimmy Waldo – Keyboards
Beth-Ami Heavenstone – Bass
Mark Benquechea – Drums

Shades 1110

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