Ritchie Blackmores Rainbow / King Of The Century / 4CDR

Ritchie Blackmores Rainbow / King Of The Century  / 4CDR / Shades

Translated Text:

Live at Century Hall, Nagoya, Japan 17th November 1995

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RITCHIE BLACKMORE’S RAINBOWが「STRANGER IN US ALL」を引っ提げて、1995年11月に行ったジャパンツアーより、5公演目に当たる名古屋センチュリー・ホール公演が、異なる2種類のオーディエンス・マスターをダイレクト使用した、ファン必聴必携の4枚組でリリース決定です! この’95年ツアーからは最近になって「STRANGE THEM ALL」や「TOO LATE FOR TEARS: THE FINAL CONCERT IN JAPAN」といった優れたマスターの発掘が相次いでいます。本作もそれに優るとも劣らない、高いクオリティの一本です!

DEEP PURPLEを脱退したリッチー・ブラックモアが、ドゥギー・ホワイトらのメンバーを迎えてスタートしたRITCHIE BLACKMORE’S RAINBOW。1995年にリリースした「STRANGER IN US ALL」に伴うワールドツアーは、ヨーロッパそしてイギリスと、各地で”リッチーの復活”を印象付け、多くのファンを喜ばせました。
その彼らが’95年ワールドツアーの締めくくりとして選んだのが日本でのライヴ。’93年のDEEP PURPLEでは来日を目前にしてバンドを脱退し、ファンを失望させていただけに、この来日はリッチー自身も期するものがありました。ヨーロッパでは国によってクラブ級の会場でライヴをしていたバンドも、11月11日から始まったジャパンツアーでは全て大規模なホール級でのステージとなり、どの国にも負けない興奮と熱狂の中でライヴが繰り広げられました。
現在この来日では全ての公演が、録音機材の進歩もあって、良好な音質でアイテム化されています。中でも2日連続で行われた東京公演や、最終日の千葉公演など、ライヴによっては複数のソースが有名な日もあります。しかし中には、アイテムの種類が乏しい、あるいは出回っている音源が少ないと言うライヴもあります。来日5公演目・11月17日の名古屋公演はそのひとつで、ファンの中にも「この日だけ持っていない」という人も少なくないようです。
本作ではその名古屋公演を、完全初登場となるオリジナルDATマスターと、マニアに「同日の最高音質」として知られる録音、異なるオーディエンス・ソース2種類の計4枚組でパッケージ! このラインナップが名古屋で行った唯一のライヴを、複眼的な視野からリアルに再現します!

ディスク1・2では”Recorder #1″として、トレーダー間でも一切知られていないオーディエンス録音を収録しています。本音源は先日登場した「STRANGE THEM ALL」や「TOO LATE FOR TEARS: THE FINAL CONCERT IN JAPAN」と同一テーパーによる録音で、もちろん使用機材は同じ。録音位置の関係からか、全体的にドラムなど低音の入力が強いのですが(オープニングと「Spotlight Kid」の前半は”Recorder #2″から補填)、ダイレクト感と迫力に満ちた音像は飛び抜けたものがあります。聴き手はライヴ会場の最前列で音を浴びているような気持ちになれるでしょう。
エネルギッシュな「Too Late For Tears」や「Wolf To The Moon」,「Hall Of The Mountain King」などは、この録音の迫力をよく現しています。迫力と同時に美しさを求められる「Black Masquerade」や「Ariel」は、割れや歪みがやや強すぎるようにも思われますが、ドゥギーが独唱するトラッド・ソングや、リッチーのギターがクリアなトーンを紡ぐ「Temple Of The King」の前半などは、確かな明度と見通しを感じられるでしょう。会場が大きな盛り上がりに包まれる「Burn」や「Smoke On The Water」は、リッチーらしいロックのダイナミズムをしっかり味わえます。

続くディスク3と4では、かつて「STAND BACK」の名で知られていた録音を、”Recorder #2″としてマスターより音盤化しています。この録音は15年近く前に登場した時点で「素晴らしい音質」と、マニアを驚かせたソース。今回はもちろん入念なリマスターを施され、元より優れていたサウンドをより磨き上げての収録となります。
こちらの録音は、確かな明度と音の近さを持ちつつも、ディスク1・2以上に安定感と均整に優れた音像が特徴。オンに録られたサウンドでは共通するものがあっても、こちらは破綻せずギリギリのレベルでまとまり、本当にサウンドボード音源のようなクリアネスとリアルさでライヴを再現します。特に明瞭な輪郭で捉えられたグレッグ・スミスのベースは驚きの一言。「Spotlight Kid」や「Too Late For Tears」の駆け抜けるようなベースラインは、リッチーのギターにも負けない存在感で描き出され、これには誰もが驚きを隠せないはずです!
もちろんリッチーのプレイも素晴らしい聴き応え。素晴らしいギター・サウンドを満喫させる「Difficult To Cure」や「Black Masquerade」は堪りません。アンコールで演奏される「Stone Cold」や、(冒頭でバックとずれるものの)「Street Of Dreams」といったジョー時代の名曲も聴き逃せません。ラストの「Over The Rainbow」も全編しっかりと聴き通せます。

本作で効ける名古屋公演は、ツアー序盤の「STRANGE THEM ALL」、最終日の「TOO LATE FOR TEARS: THE FINAL CONCERT IN JAPAN」を繋ぐ存在。それら既発と同一テーパー録音による会場のリアル・ドキュメントと、最上級と言える極上のオーディエンス・ソースで、(現時点における)RAINBOW最後のジャパンツアーをじっくりとお楽しみください。全てのリッチー・ファンにとって見逃せない一本が、4枚組・240分の大ボリュームでここにリリース決定です!

Recorder #1
Disc 1(66:31)
1. Over The Rainbow 2. Spotlight Kid 3. Too Late For Tears 4. Long Live Rock ‘n’ Roll
5. Hunting Humans 6. Wolf To The Moon 7. Difficult To Cure 8. Keyboard Solo
9. Still I’m Sad 10. Drum Solo 11. Man On The Silver Mountain 12. Traditional Song
13. Temple Of The King 14. Black Masquerade

Disc 2(54:45)
1. Ariel 2. Since You Been Gone 3. Perfect Strangers 4. Traditional Song(Waltzing Matilda)
5. Hall Of The Mountain King 6. Burn 7. Stone Cold 8. Street Of Dreams 9. Greensleeves
10. Maybe Next Time 11. Smoke On The Water 12. Over The Rainbow

Recorder #2

Disc 3(59:36)
1. Over The Rainbow 2. Spotlight Kid 3. Too Late For Tears 4. Long Live Rock ‘n’ Roll
5. Hunting Humans 6. Wolf To The Moon 7. Difficult To Cure 8. Keyboard Solo
9. Still I’m Sad 10. Drum Solo 11. Man On The Silver Mountain 12. Traditional Song
13. Temple Of The King

Disc 4(60:41)
1. Black Masquerade 2. Ariel 3. Since You Been Gone 4. Perfect Strangers
5. Traditional Song(Waltzing Matilda) 6. Hall Of The Mountain King 7. Burn 8. Stone Cold
9. Street Of Dreams 10. Greensleeves 11. Maybe Next Time 12. Smoke On The Water
13. Over The Rainbow

Ritchie Blackmore – Guitar Doogie White – Vocal Greg Smith – Bass Paul Morris – Keyboards
Chuck Burgi – Drums Candice Night – Vocal(on Ariel)
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